海外輸出事例

佐賀県有明海苔 産地視察

全国で生産される海苔の枚数は95億枚から100億枚程度です。
海苔生産は、毎年11月から始まり、翌年の4月末までの約半年間続けられます。この半年の間に
生産された海苔を海苔販売業者が、生産期間中に行なわれる入札によってすべて買い上げ、
1年間にわたって販売するのが現在の流通の仕組みになっています。

収穫が終わった海苔の原料は漁業協同組合の加工場に持ち込まれ、
撹拌→異物除去→ミンチ→成形→乾燥 まで一箇所で一次加工の工程を終えます。
日本では海苔の養殖から加工まで通常一つの事業者が行う為、
養殖場毎に都度加工を行い、その他の養殖場の原料と混ぜて加工することはありません。

したがって出来上がった製品も養殖場毎に品質が違ってきます。
出来上がった製品は漁業組合にて等級付けを行い、
その後入札会場に持ち込まれ入札により価格が決定します。

良い海苔とは、一般的に色が黒く均一に漉いてあり光沢があり、
尚且つ味と程よい塩分を含み、歯切れが素早く滑らかなものと言われています。

最近は韓国産の海苔も品質が良くなってきていますが、
一番良い物を探すとなると、佐賀海苔になります。